アートワーク担当のあちゃさんより

今回すばらしい絵を描いて下さった熊野在住のアーティスト、あちゃさんより絵に関する想いを寄せていただきました。

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敬愛するyogaティーチャーそして音楽家Ritaさんが、ピアノソロによるアルバムをリリースされました。

60分のヨガレッスンのBGMを想定し構成されたヒーリングピアノサウンド集「 Elegant Flow 」。

そのジャケットを描かせて頂くというとんでもない栄誉を頂き、僭越ながら、絵によせた言葉を捧げさせていただきます。

音源をはじめて聴かせてもらった時に浮かんだ、光の螺旋階段をゆっくりと降りていくイメージ。

音や光という形をとった色とりどりのエネルギーが鍵盤の上でステップを踏んでいるような鮮やかさと躍動感。

螺旋の中心、源の一音に向かって。

そしてそこから内にも外にも果てしなく広がり満ちるもの。

Yogaの中ではそれをアナハタと呼びます。

右向き螺旋は陽のエネルギー。緩める、温める、明るくなる。

Ritaさんの音たちにはそんな、包み込むような柔らかさを感じる。

螺旋には巻き貝のイメージも添えて。

貝殻に耳をあてると聞こえる音、あれも宇宙と共振するアナハタなのかも。

太古からの貝の化石に詰められた音に耳を傾ける。

時にインドの古典音階Ragaを使って作曲をされるRitaさんの音が運んでくれるのは、そんな精妙な音楽体験。

色や音を捉えるということは、私の中にその光をありのままに写し取るということ。

周波数でみると音も色も、上にも下にも無限に満ちていて、肉体ではその全てを捉えることはできない。

でも、それを Envision 思い描くことができた時、それは私の中で描かれるし、奏でられる。

それもきっとアナハタと呼ぶことができるのだろう。

素晴らしい音楽体験と、それを描くという創作体験をさせて頂きました。

日常の中にふわりとこの音があれば素敵だなぁ。

多くの方に届きますように!

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